Business事業内容

日本有数の革の産地である
兵庫県たつの市

日本有数の革の産地である
兵庫県たつの市
皮から革へと変化させる工程は、
複雑で手間もかかり気の遠くなる作業の連続。
腕のいい職人、加工技術に加え、揖保川の水、気候の良さなど、
龍野には皮革業が成長する条件がそろっていた。
株式会社平野工業では、
その最初の工程である原皮の加工を担っている。

私たちの仕事


01
原皮の下処理
国内産を含め、世界各国から輸入された牛の原皮を水洗いし丁寧に汚れを取り除きます。その後、強アルカリ性の石灰乳に漬けて皮を膨らませ毛を毛根から抜き取り、更に皮の裏面の付着物などを丁寧に削り取ります。

02
当社の仕事
分割処理
分割機を用いて製造する用途に応じて皮の厚みに分割します。靴用やかばん用、衣服用など様々な用途に合わせて厚みの調整を行います。ここでの作業でどんな商品として使用する革になるかが決められます。

03
なめし処理
クロムなめし、タンニンなめしなど、様々な方法でなめし処理を行います。なめし処理を行うことで、耐久性や耐熱性を持たすことができ製品として使用できる革になります。この作業を行うことで、「皮」から「革」になります。

04
染色処理
製品の目的に合わせて柔軟性や光沢、耐水性などの特性に合った染色を行います。その後、余分な水分を取り除き、革を伸ばし乾燥を行います。ここでの乾燥作業で革の質感や風合いに大きな影響が出ます。

05
仕上げ処理
乾燥処理で硬化した繊維を機械で揉みほぐし、革に柔軟性と弾力性を与えます。その後、革表面を平滑化し用途に合った塗装を行います。型押し、アイロン掛けを行い品質検査後、一枚の革が完成し様々な製品となる加工工場へと出荷されていきます。